昭和７年に書店を開業した佐々木書店の三代目として家業を継いだ雅史さんは学生時代に喫茶店でアルバイトをした事がきっかけとなりコーヒーが大好きになって本を読みながら美味しいコーヒーが飲めるカフェを５年前に開き飲食店としての歴史をスタートしました。

 

奥様や娘さんと一緒に働きながらランチやケーキなどのデザートをお客様に提供し、お客様との交流をとても楽しみにお仕事をされていらっしゃいましたが、本年新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今後の飲食店の在り方を考えた結果、カフェで人気メニューだった「本屋さんのシフォンケーキ」のテイクアウト専門店として生まれ変わりました。

 

営業日には前日深夜からケーキを焼き続け開店時間の１１時には月毎に登場する新商品と定番商品を合わせた８種類を並べていますが開店前から行列ができ約２時間ほどで完売してしまう大人気店です。

店主の雅史さんは家業を継いでから商売の形を変化し続けていらっしゃいますが、一貫してお客様が飽きない商いをしていく事をこだわりとしており、現在は月毎に新商品を発売する為に日々試作を繰り返しておられます。

 

先代から教えられたお客様に感謝をする事を忘れずに長く商売を続けられるようこれからも頑張ります！と活きいきと今後の抱負を語ってくださいました！